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主にゲームとかやってて思った事を書いてみる日記  ゲームのネタばれには注意してくださいね
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輝針城全機体でノーマルクリアできたので、ここでわかったこと、思ったことを過去作品と対比しながらまとめたいと思います

 
まずは東方輝針城 ~ Double Dealing Characterというタイトルから
東方Projectでは東方○○○の漢字1文字ないし2文字を、異変の黒幕とその従者が自分の名前に冠しているのが通例であることは良く知られていることですが、今作輝針城の5ボス、6ボスは明確な主従関係ではないためか、6ボスの少名 針妙丸の字を持っているけど、5ボスの鬼人 正邪には輝針城のどの漢字も使われていません
しかし、鬼人はきしんと読むこともできるので、読みで考えるとタイトルネームを含んでいると考えられます
 
 
一方、英字のDouble Dealing Characterは、意訳すると「二枚舌気質」
これはおそらく正邪のことをさしていて、今回の異変は正邪針妙丸をそそのかして打ち出の小槌を使わせたことで起こったので、異変の黒幕は正邪だったのです
異変の黒幕が5ボスという作品も珍しいんじゃないでしょうか?
過去作品で同例なのは地霊殿くらいかな?
地霊殿は6ボスのお空が力を得たことで温泉が湧いたけど、それ自体は異変とは思われてなくて、むしろお燐が放った怨霊の方が異変とされていたので、霊夢たちを異変解決に動き出させたのは5ボスのお燐だったという事になります
でもあの時は結局、お空に力を与えた神奈子と諏訪子が黒幕なんだったっけw
 
 
th14_000.jpgまた、Double Dealingには「裏表」という意味もあり、これもまたなんでもひっくり返す程度の能力を持つ、正邪のことをさしていると思われます
クリアした後気づいたのですが、タイトル画面の背景には鏡に映る霊夢の影が描かれています
なるほど、これぞまさに正邪のスペルカード、逆符「鏡の国の弾幕」の現れですね!
 
 
次は今回の異変の本質について考えてみます
今回の異変は、弱い妖怪や道具といった、針妙丸曰く社会的弱者が力を得て下剋上をすることで、弱者と強者の立場が入れ替わり、その最終目的は幻想郷の勢力図をひっくり返して弱者が世界を支配することでした
確かにこれは、パッケージ裏に書かれている通り、幻想郷最大の危機と言えます
 
異変を策謀したのは正邪、実際に異変を引き起こしたのは針妙丸なんだけど、その異変が正邪のなんでもひっくり返す程度の能力によるものなのか、打ち出の小槌によるものなのかははっきりしません
多分後者の方だと思うんだけど、正邪が異変を計画しても自分の能力を使わなかったのは、幻想郷全体に影響を及ぼせるほどの力はなかったからだと思われます
だから打ち出の小槌に、正邪が思い描いた世界を実現するよう願ったのだと思います
あ、でもこの時は世界を直接どうこうするつもりはなくて、自分と針妙丸だけが力を得られれば良いと考えてたのかな?
付喪神やその他の妖怪が力を得たことを代償と言い不測の事態に思っていたような節もあったので
でも結果的には自分の目的に利用できると思ったからそれはそれでいいと考えたんでしょうね
 
 
で、正邪のひっくり返す能力なんだけど、具体的に何ができる能力なのかが良く分からない
ゲーム中では画面をひっくり返してたけど、あれは物質の空間座標を転移させているのか、それとも鈴仙のように感覚を狂わせて幻覚を見せているだけなのか
鈴仙のような精神面ではなく、物質的に干渉できる能力だとして、それがさらにエネルギーや物理法則さえもひっくり返せるとしたら?
それは紫の境界を操る程度の能力に匹敵する最凶クラスの能力なんじゃないでしょうか?
これは二次創作作品での紫の扱われ方と同じように、異変の黒幕役としていろいろと面白いことをやってくれるんじゃないでしょうかねえ?
でも、元が弱い妖怪なので自分の能力の影響を与えられる範囲は限られているようで、だからこそ針妙丸の打ち出の小槌に目を付けたんでしょうね
 
 
話は変わって、今作は過去作品でいうと永夜抄と構成が似ているように思います
 
2面道中で人里近く、3面道中で迷いの竹林など、主人公が訪れる地域が永夜抄と似てるんですよね
そのあと上空に飛んで行っちゃいますが、4面ボスは永夜抄で霊夢と魔理沙の二人がいたのと同じく、輝針城でも弁々と八橋の二人がいることも共通
5面道中以降の舞台は屋敷と浮遊城なので別物ですが、和風な内装はやっぱり似ていて、5面ボスの弾幕はプレイヤーに幻覚を見せるという点で鈴仙と正邪は似ています
 
こんな感じかな?

 
自機では久しぶりに咲夜が登場してどのようなストーリーになるのか注目しましたが、エンディングも含めて今作では風神録以降のキャラは一切登場しませんでした
風神録以降は地霊殿、星蓮船、神霊廟と、前の作品で起こった異変が引き金となって次の作品の異変につながるストーリー展開だったのですが、どうも今回はそれらのいずれの作品とも関連のない独立した作品のように思います
咲夜が自機復活したことも、ひょっとすると風神録の時と同じように、輝針城から新しく世界設定をやり直すためなのかもしれないですね
 
 
最後に、前のレビューの際にも書いたけど、今作は1ボスから6ボスまでの全員が弱い妖怪や付喪神などの社会的弱者でした
正邪や針妙丸は強者と弱者の立場を逆転させたかったわけだけど、だとしたら元々強い力を持つ妖怪は異変の影響で力を失っていたのだろうか?
作中では力を失った者は現れなかったので何とも言えないけど、昔話で一寸法師が鬼を退治したように、弱者の象徴が小人だとすると、強者の象徴は
ということは、EXのボスは力を失った鬼が出てくるんじゃないかなーって予想!(笑)
山の四天王だって、萃香と勇儀以外の二人はいまだに出てきてないし
まあどうせ当たらないと思うけど(^^;
 
でもEXボスが誰なのか気になるし、ノーマル制覇した後はイージーに戻ってスペカプラクティスの穴埋めをしようと思ってたんだけど、今から先にEXの攻略しちゃおうかな?


(追記)
余談だけど、針妙丸は可愛いよね!ちっちゃいし!(゚∀゚)
本作のエンディングでも霊夢がお持ち帰りしてたしw
今後二次創作の動画や同人誌でどのように扱われるのかが楽しみです
もっと愛されるべき(*´ω`)

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