主にゲームとかやってて思った事を書いてみる日記
ゲームのネタばれには注意してくださいね
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20章の1つ目のミッションをクリアしたあとの会話イベントの題名にはカッコ書きでリエラと書かれている
20章最初の分岐でリエラルートを選んだから、強制的にリエラ側のイベントを選ばされるってことですね
イムカルートのイベントはもはや選択肢すら表示されなくなりました
そして相変わらずイムカのセリフがひとつもない…
選ばれなかったせいで完全に拗ねたなw
次のミッションは巨大弾道兵器の施設が戦場に
敵の中にはボスとしてダハウも登場するが、ここでのクリア条件は巨大弾道兵器のラジエーターの破壊だ
3つのエリアは連絡拠点で結ばれ、兵器のある中心のエリアにはエレベーターで移動する事になる
自軍の拠点は3つのエリアにそれぞれひとつずつ存在する
敵の拠点を奪う事ももちろんだが、エレベーターのある場所も機関銃兵や重戦車が守っているので、これらを突破しないと中央のエリアに進めない
この戦場は中央のエリア以外は野外のため地形が複雑で、敵の配置にも偏りがある
ある場所は戦車のほかにも多数の機関銃兵が配置されている一方、ある場所は自軍拠点から敵拠点までの間に全く敵が配置されていない場所もある
戦闘が開始したらまずはオーダーで全エリアの敵を発見状態にし、守りの薄い拠点から攻めて制圧しよう
そうすればおのずと活路は開けていくはずだ
エリアの1つにはダハウが配置されているが、このダハウにはこちらの攻撃が全く通用しない!
独立への強い意志が死をも超越する…ってそんなことで不死身になれるわけねえだろ!
とにかく、ダハウがいる付近は正面突破は無理っぽいので、別のエリアの連絡拠点を制圧する事でこちらの勢力を拡大する
エネミーフェイズにダハウは一斉防御などのオーダーを発令するが、なぜかダハウ自身は全く行動しない
下手に刺激して動かれても困るので、この隙に他の兵士を倒して中央のエリアに移動する
中央のエリアにはラジエーターのほかに狙撃兵が配置されており、ラジエーターを破壊させるための対戦車兵だけで向かわせた後そのままターン終了すると、エネミーフェイズに狙撃兵の攻撃で撃破されてしまう
意外にもターゲットのラジエーターは脆く、対戦車槍の攻撃2発で撃破できるため、ラジエーターを撃破したら狙撃兵は無視してそのままエレベーターで避難するのが安全だ
このような手順で3つのエリアからそれぞれ攻撃できる3箇所のラジエーターを破壊しよう
ラジエーターを全て破壊すると終了かと思いきや、兵器の中央に侵入者迎撃装置が出現するため、今度はこの装置のラジエーターを破壊する事になる
厄介な事にこの装置のラジエーターを攻撃すると、直後に装置の向きが回転するため、3方向に対戦車兵を配置して反時計回りの順番で攻撃しなければならない
さらに装置の出現後はダハウが1ターンに3回行動するようになる
この時は同エリアに配置している自軍ユニットは戦車のみだったため、ダハウからの攻撃で味方がやられる事はなかった
対戦車槍も放ってこなかったし
そして装置出現後の次のターンには4つあるエリアの全域にわたって砲撃の予告がされる
この砲撃から身を隠す遮蔽物は存在しないため、出撃している自軍ユニット全員が爆撃によるダメージを受けることになる
そうならないためにも、全てのCPを使って全力で侵入者迎撃装置を破壊しよう
これを撃破するとミッションクリアで、そのままエピローグへと進む
そう、これが本編最後のミッションであったのだ
ラスボスは結局この巨大兵器だったのか?それともダハウがラスボス?
どちらにしても、ダハウは全く攻撃してこなかったし、兵器は迎撃も反撃もしてこなかったので、どちらもラスボスとは言い難い感じ
だって過去作品のラスボスはどちらも人造ヴァルキュリアになってすごい戦闘能力を得ていたけど、ダハウは特にそんなことしなかったし
なぜか不死身になってたけどw
でもその後の展開、発射態勢に入って止められなくなった弾道兵器からランドグリーズを守るために隊が一丸となってそれを食い止めるシーンは熱かった!
これを最終ミッションとしてプレイヤーに阻止させるのも面白かったと思うけど、ここはじっくり隊員たちの完璧な活躍を楽しもう
プレイヤーの操作ミスでランドグリーズが消滅するような展開になったら興ざめにもほどがあるからねw
大陸の危機を救ったネームレスの一同はクルトの最後の命令により解散となる
この時隊員一人ひとりがセリフを言っていくんだけど、初期メンバー以外の後から加入するキャラは断章をクリアしていないとセリフを言わない
そしてムービー再生中にクルトは、一生をかけてリエラを幸せにすると言ってプロポーズ、めでたくエンドロールとなる
いやーーなんかすごかったな!感動しました!
国を捨ててまで敵と闘う仲間たちの決意
これが本当に最後なんだっていうところで幕引きしてくれたから気持ちのいい終わり方だった!
ゲームを始めた頃はネガティブの極みみたいな印象だったけど、ラストの展開で見事にそれを払拭してくれました!
物語としてもゲーム性としても、3作品の中で最高の出来だったと思います
スタッフロールが終わると再びムービーが再生され、そこではなんとクルトとリエラの結婚式が!!
そしてそれを祝うために仲間たちが全員集合!
って、見たことないキャラが何人かいるよ!?
そうか、確かまだ仲間になってないキャラが数人いるんだったっけ?
これキャラの加入条件わからないから、本格的にやりこむとしたら攻略本がいるなあ
しかし、選ばれなかったイムカが残念でならない!
次はイムカで結婚式を挙げるバージョンのムービーを見るぞー!
最後のクリアデータのセーブなんだけど、これはクリア後ではなくてすぐに1章、2周目から始めることになるらしい
え、クリア後のミッションとかあると思ってたんだけどないのか?
うーん、データは引き継げるらしいから強くてニューゲームって感じなんだろうけど、クリア後のムービーとかEDを自由に閲覧できないみたいで残念
プレイ時間は72時間でした
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私は昔から時間にうるさい性分なので、外に出るときは腕時計をつけるようにしています
先週まで1000円で買った安物の腕時計を使っていたのですが、電池切れのせいか動かなくなってしまいまして
買ってから半年しかたってないのに電池切れとかするのか?
とにかく動かなくなっちゃったので今度は2000円の時計を買いました
でもその2日後に海水浴に行ったとき、買ったばかりの時計なくしちゃったんだよう!(ToT)
ありえねえわ~2000円で買った時計を2日で失くすなんて!
このペースで失くしてたら1ヶ月につき30000万円も損する計算に!ってそんな計算何の意味もないけどww
失くした事実が受け入れられなくて数日間腕時計なしで過ごしたんだけど、どんなに遅くても来週コミケに行く時までには時計用意しておかないと
仕方ないので諦めてもう1個同じやつ買ってこようかな~とか考えてた時に、大学の生協で880円の腕時計を発見する
安物だけど質は悪くなさそうなので、これ買おうと思って手にとって見ると、メーカー希望小売価格が3000円と書いてあった!!
なにい!3000円の商品が880円って、定価の7割引で超安いじゃないか!
残り1個しかなかったから売れ残ってただけかもしれないけど、つけ心地は1000円のとか2000円のやつよりも良くてちゃんと3000円の価値があるって感じがするし、やるな生協!
これで2000円分得した事に…まてよ?
要するにこれは、この定価3000円の時計を買うために先週前払いで2000円払って、今日残りの1000円を払ったのと同じことになるんじゃないか?
なんだそうか、そう考えたら何も損してないじゃないか♪
戦ヴァルは20章へ
19章クリアの時点でマクシミリアンが死亡したので、1作目の物語だとここまでとなる
つまり今作ではさらにその後の物語が語られるのだ
帝国軍が完全に撤退した中、最終決戦となるような戦いがどのように繰り広げられるのか、注目である
20章のタイトルで私は戦慄した
「再びNAMELESSへ」
なんということだろうか、ようやく正規軍に戻れたというのに、またネームレスに戻ってしまうというのか?
これは何者かの陰謀なのか、それともクルト自身がそう決めたのか、いろいろな憶測が頭の中で飛び交った
冒頭では、帝国領内に巨大弾道兵器が存在する事が明らかとなる
これはボルジアが所有していた切り札で、射程範囲は大陸全土に及び、1発放てば都市を焦土に変えることが出来るという
終戦に向かいつつある今の情勢で、帝国領内に侵入することは都合が悪く、現状ガリア軍が手出しする事はできないという
クルトたちと幾度となく戦ってきたカラミティの部隊で、ダハウはまだ生き残っている
そしてボルジアとダハウは通じており、もしダハウがその兵器を手に入れたとしたら…
奇しくもクルトのその読みは的中する事となり、ダハウはボルジアを殺害し、その大陸最凶の兵器を手に入れていた
なるほど…この章の展開が読めてきた
クルトはガリア国外に存在する脅威を打ち砕くため、再びネームレスになることを決心したのだ
しかも今回は、自分たちの存在が知られれば国や家族に迷惑をかけるということで、名前な記録だけでなく、国籍も消してほしいとクロウ中佐に頼んだのだ
国籍を消す…それはガリア国民ではなくなるということであり、ガリアにはいられなくなるということだ
そしてクロウ中佐の情報操作により、ネームレスの隊員は全員戦死したという扱いになる…
そうまでして…そこまでしてガリアのために、いや大陸の平和のために戦うなんて、なんてかっこいい、なんて悲しい決断なんだ
そしてこの決断を、誰に最初に伝えるべきなのか…
え、それってリエラかイムカのどっちかを選べってことじゃないですか!
本編では事実上これが最後のシナリオ分岐となり、ここで選んだほうのヒロインとシナリオを進め、エンディングを迎えることになる
ここでは予定通りリエラを選択
リエラを自分の部屋によび、一緒に帝国領に行って欲しいと頼むクルト
それに対しリエラは、クルトと一緒ならどこだって行くと返答し、クルトはもう一つ大事なことを伝えようとしたその時!
い、イラスト付きでキスシーンきたーーー!!
あ、なんて濃厚な!うわっ////
…ということがあり、これによりクルトとリエラの親密度は限界まで達した
一方選ばれなかったイムカはというと、なんとその後の会話イベントには一切セリフが用意されていなかったのだ!
うわーいくらイムカフラグが消滅したからと言ってイベントに全く出てこなくなるのは扱いひどいんじゃないか!?
今後の戦闘でも武装解放で主力として戦ってもらう予定なのに
いやーしかし、1作目での戦争終結の直後にこんな、大陸の命運がかかった戦いがあったとは
しかも記録に残らず、誰にも知られることもなく消え去る運命の部隊がその危機を未然に防いでいたなんて、泣けるなあ
その分戦ヴァルのどの作品よりも、最終決戦に臨む気持ちが強く高まったよ
これが本当に最後の戦いなんだって
最初のミッションではカラミティのジグとの決戦となる
敵軍には突撃兵や重装甲兵など、HPと攻撃力の高いユニットが多いので、狙撃兵で遠距離から攻撃するなどして迎撃や反撃を受けないように撃破しよう
ジグのいるエリアには連絡拠点がないので増援を出撃させることは出来ない
なのでキャリー機能のある車両ユニットに歩兵を何人か乗せて行こう
車両ユニットに岩砕機能か設置機能があればボスであるジグの側面に出ることができるので、あとはこいつをどうやって撃破するか
ジグは相変わらず迎撃手段を持たず、視野も狭いので側面から背後へ回ることができる
そこでリエラをヴァルキュリア化させてジグの背後に回り、そこから痛恨のヘッドショット!
これでジグのHPを8割ほど削ることができる
後は車両に乗せていた突撃兵をおろして側面から攻撃するが、ジグはそれを避けることもせずあっさり撃破出来た
弱っ!相変わらずの弱さだな!
これもしかして指揮官クラスのボスではシリーズ通して一番弱いんじゃないか?
プレイ時間は66時間、そろそろ最終局面です
18章は1作目の時系列で言うと主人公がギルランダイオ要塞を攻略する前日の話で、イムカが部隊を抜けて一人で要塞に向かったのを追うという話
ストーリーミッションはいつも通り3つで、1つ目と3つ目のミッションはイムカ抜きで行う事になる
そして2つ目のミッションはイムカが単独で要塞内に侵入するというもので、なんとイムカだけしか出撃できないのだ!
特定のキャラだけしか出撃できないなんて完全なイベントミッション、正解の攻略法がごく限られたパズルゲームのようなものだ
今まで一人だけで挑むミッションなんてあっただろうか?
そういや1作目でウェルキンとアリシアの2人だけで攻略するミッションがあったな
ほかは思いつかないけど
で、そのイムカしか出撃できないミッションなんだけど、敵勢力に車両ユニットが含まれているから、やはり対戦車兵になっていることが前提なんだろうな
でもこのミッションはエリアが3つもあるから対戦車兵だとAPが少なくてターン数がかかりすぎる
自分のやり方が正しいのか不安になったのでニコ動でプレイ動画を見たんだけど、そこでもちゃんと対戦車兵で攻略していたので、私も同じようにしてクリアした
しかしSランククリアするにはあと1ターン早くクリアする必要があるんだけど、偵察兵とかじゃないと無理なんじゃ…それとも対戦車兵でもうまくやればSランク取れるのかな?
2周目にやる時はSランククリアの動画探してみてみよ
クリアするとイムカとセルベリアの決闘がムービーと共に描かれる
ヴァルキュリア化する前はイムカが優勢だったんだけど、追い詰められたセルベリアがヴァルキュリアの力を解放したことでイムカは倒される
そして3つ目のミッションクリア後にセルベリアが取引を求め、捕虜としてとらわれたイムカがクルトたちの下に返される
自分の死期を覚悟していたのか、それとも唯一生き残りながら自分に挑んできたイムカえの情けなのか、どっちにしてもセルベリアは良いやつだ
そう、良いやつだったよ…
要塞が陥落し、セルベリアが爆死(!)したあと、クロウ中佐からネームレスの元に最高の知らせと最低の知らせが届けられた
最高の知らせとは、ネームレスの活躍が認められ、恩赦を受ける形で、正規軍に所属する事になったのだ!
そう、クルトが物語の一番最初に誓った、恩赦を受けて正規軍に戻るという、誰もが不可能だと思っていたことがついに実現したのだ!
良かったな~、本当に良かった!
で、反対に最低の知らせというのが、陸上戦艦マーモットの出現の事だ
マーモットと直接対決するのは1作目の主人公の部隊であり、ネームレス…じゃなくて、クルト達の部隊はその後方支援をするという形になる…のか?
正規軍になった以上軍の記録にも残るんだけど、1作目では全く語られなかったから、記録ではどんな扱いを受けていたのかは分からないけど
ここで本編から外れてセドリックの断章の話を
セドリックはガリア史に残るほどの大犯罪者なんだけど、断章ではそれを追って女性の警察官がネームレスに加入する
このタイミングで新キャラ加入かよ!
いや、むしろセドリックの断章を進めることが加入条件になっていたんだろう
それでイベントでは2人分の会話が用意されている事から、今までの断章の中でダントツに文章量もイベント数も多かった
ずいぶんと内容の濃い断章であった
話を本編に戻します
19章2つ目のミッションでは、カラミティのリディアがクルト達を足止めするため最後の決戦を挑んでくる
クリア条件はリディアの撃破で、自軍は本体と別働隊の2地点から出撃できる
本体は拠点から戦車と共に出撃可能だが、リディアのいるエリアまでは2つ連絡拠点を経る必要がある
一方別働隊からは連絡拠点を1つ経るだけですぐにリディアのいるエリアに到達できるが、こちらは自軍の拠点を持たず、戦車の配置も出来ないため進軍するのがかなり難しい
なんといっても敵軍は重戦車や重装甲兵、さらには砲台塔まで有しているので防衛能力が半端ないのだ
逆にこれを歩兵のみの別働隊で突破するとなると…リエラのヴァルキュリアを使うのが確実だ
そこで1ターン目からリエラをヴァルキュリア化させて重装甲兵や砲台塔の放つ弾幕の中を敵拠点目指して駆け抜ける
幸い敵拠点を防衛しているのは歩兵一人のみだったので、それを一撃で吹き飛ばして拠点制圧
リディアのいるエリアに出ると敵部隊の背後を付く形になるので、まずは狙撃兵で邪魔な重装甲兵を背後から狙撃して撃破
続けて砲台塔も対戦車スナイパーライフルでラジエーターを狙って一発撃破
あとは敵拠点に陣取るリディアの戦車を撃破するのみ
自軍の戦車だとリディアの背後に回りこめず、側面に主砲を撃ち込んでも防御が上昇しているせいで大きなダメージは与えられない
そこで工作装置ではしごを設置してリディアの戦車の背後まで回りこめる道を作り、そこから対戦車兵を攻め込ませて背後のラジエーターを攻撃
すると2撃で撃破できたため、なんと1ターンでクリアできてしまった!
やったーー大勝利!
リディアの最期、あっけなかったなあ
そして19章最後のミッションは首都ランドグリーズでグスルグとの最終決戦だ
グスルグは巨大戦車エヒドナの動力炉を暴走させ、首都の消滅と共に死ぬつもりなのである
従ってグスルグにとって勝っても負けてもこれが最後の戦い、ラストバトルなのであり、そのためミッション中のエネミーフェイズには1作目のラスボス戦のBGMが再生される
プレイヤーフェイズのBGMはいたって普通なのに、両軍の力の入り方、指揮の高さが違うなあ
このミッションでは3つのエリアが存在する
1つのエリアは縦長の1本道で、ここを進んで連絡拠点まで到達するとエヒドナのいるエリアに行けるようになる
残りの1つは他のエリアから孤立しており、ここでは自軍本拠点を敵に奪われないよう防衛することになる
同エリアには戦車が2台配置されているため、攻勢に出るにはこちらも戦車やイムカを投入したいところだが、主力ユニットはエヒドナの攻略に回したいので、ここには必要最低限の戦力のみ配置する
というか、歩兵を拠点に置いたままフェイズを終了すると、敵の対戦車兵や戦車からの攻撃で撃破されてしまうので、拠点には歩兵を一切置かないことにする
このミッションの敵勢力には偵察兵が存在しないため、遠方から敵兵がやってきて拠点を奪われるということが起こりにくい
つまり、拠点から近い場所にいる敵を狙撃兵などで撃破しておけば、エネミーフェイズに敵歩兵が拠点に迫ってきても、AP不足で拠点までたどり着けずに行動が終了するのだ
なので下手に敵兵と銃弾を交わすよりも、被害を抑えるためにはあえて歩兵を置かない方が良いのだ
エヒドナのエリアに到達したら、こちらの戦車を連続で行動させて副砲を破壊する
4基ある副砲からの迎撃は歩兵だと厳しいが、戦車ならノーダメージなので安全に破壊できる
弾切れになったら支援兵で補給させるなどして、ここでは戦車無双を楽しむ
副砲を全て破壊出来たら、あとは対戦車兵をエヒドナの側面からのりこませて2つあるラジエーターを破壊すればミッションクリア
次はいよいよ最後(多分)の20章だ
18章は1作目の時系列で言うと主人公がギルランダイオ要塞を攻略する前日の話で、イムカが部隊を抜けて一人で要塞に向かったのを追うという話
ストーリーミッションはいつも通り3つで、1つ目と3つ目のミッションはイムカ抜きで行う事になる
そして2つ目のミッションはイムカが単独で要塞内に侵入するというもので、なんとイムカだけしか出撃できないのだ!
特定のキャラだけしか出撃できないなんて完全なイベントミッション、正解の攻略法がごく限られたパズルゲームのようなものだ
今まで一人だけで挑むミッションなんてあっただろうか?
そういや1作目でウェルキンとアリシアの2人だけで攻略するミッションがあったな
ほかは思いつかないけど
で、そのイムカしか出撃できないミッションなんだけど、敵勢力に車両ユニットが含まれているから、やはり対戦車兵になっていることが前提なんだろうな
でもこのミッションはエリアが3つもあるから対戦車兵だとAPが少なくてターン数がかかりすぎる
自分のやり方が正しいのか不安になったのでニコ動でプレイ動画を見たんだけど、そこでもちゃんと対戦車兵で攻略していたので、私も同じようにしてクリアした
しかしSランククリアするにはあと1ターン早くクリアする必要があるんだけど、偵察兵とかじゃないと無理なんじゃ…それとも対戦車兵でもうまくやればSランク取れるのかな?
2周目にやる時はSランククリアの動画探してみてみよ
クリアするとイムカとセルベリアの決闘がムービーと共に描かれる
ヴァルキュリア化する前はイムカが優勢だったんだけど、追い詰められたセルベリアがヴァルキュリアの力を解放したことでイムカは倒される
そして3つ目のミッションクリア後にセルベリアが取引を求め、捕虜としてとらわれたイムカがクルトたちの下に返される
自分の死期を覚悟していたのか、それとも唯一生き残りながら自分に挑んできたイムカえの情けなのか、どっちにしてもセルベリアは良いやつだ
そう、良いやつだったよ…
要塞が陥落し、セルベリアが爆死(!)したあと、クロウ中佐からネームレスの元に最高の知らせと最低の知らせが届けられた
最高の知らせとは、ネームレスの活躍が認められ、恩赦を受ける形で、正規軍に所属する事になったのだ!
そう、クルトが物語の一番最初に誓った、恩赦を受けて正規軍に戻るという、誰もが不可能だと思っていたことがついに実現したのだ!
良かったな~、本当に良かった!
で、反対に最低の知らせというのが、陸上戦艦マーモットの出現の事だ
マーモットと直接対決するのは1作目の主人公の部隊であり、ネームレス…じゃなくて、クルト達の部隊はその後方支援をするという形になる…のか?
正規軍になった以上軍の記録にも残るんだけど、1作目では全く語られなかったから、記録ではどんな扱いを受けていたのかは分からないけど
ここで本編から外れてセドリックの断章の話を
セドリックはガリア史に残るほどの大犯罪者なんだけど、断章ではそれを追って女性の警察官がネームレスに加入する
このタイミングで新キャラ加入かよ!
いや、むしろセドリックの断章を進めることが加入条件になっていたんだろう
それでイベントでは2人分の会話が用意されている事から、今までの断章の中でダントツに文章量もイベント数も多かった
ずいぶんと内容の濃い断章であった
話を本編に戻します
19章2つ目のミッションでは、カラミティのリディアがクルト達を足止めするため最後の決戦を挑んでくる
クリア条件はリディアの撃破で、自軍は本体と別働隊の2地点から出撃できる
本体は拠点から戦車と共に出撃可能だが、リディアのいるエリアまでは2つ連絡拠点を経る必要がある
一方別働隊からは連絡拠点を1つ経るだけですぐにリディアのいるエリアに到達できるが、こちらは自軍の拠点を持たず、戦車の配置も出来ないため進軍するのがかなり難しい
なんといっても敵軍は重戦車や重装甲兵、さらには砲台塔まで有しているので防衛能力が半端ないのだ
逆にこれを歩兵のみの別働隊で突破するとなると…リエラのヴァルキュリアを使うのが確実だ
そこで1ターン目からリエラをヴァルキュリア化させて重装甲兵や砲台塔の放つ弾幕の中を敵拠点目指して駆け抜ける
幸い敵拠点を防衛しているのは歩兵一人のみだったので、それを一撃で吹き飛ばして拠点制圧
リディアのいるエリアに出ると敵部隊の背後を付く形になるので、まずは狙撃兵で邪魔な重装甲兵を背後から狙撃して撃破
続けて砲台塔も対戦車スナイパーライフルでラジエーターを狙って一発撃破
あとは敵拠点に陣取るリディアの戦車を撃破するのみ
自軍の戦車だとリディアの背後に回りこめず、側面に主砲を撃ち込んでも防御が上昇しているせいで大きなダメージは与えられない
そこで工作装置ではしごを設置してリディアの戦車の背後まで回りこめる道を作り、そこから対戦車兵を攻め込ませて背後のラジエーターを攻撃
すると2撃で撃破できたため、なんと1ターンでクリアできてしまった!
やったーー大勝利!
リディアの最期、あっけなかったなあ
そして19章最後のミッションは首都ランドグリーズでグスルグとの最終決戦だ
グスルグは巨大戦車エヒドナの動力炉を暴走させ、首都の消滅と共に死ぬつもりなのである
従ってグスルグにとって勝っても負けてもこれが最後の戦い、ラストバトルなのであり、そのためミッション中のエネミーフェイズには1作目のラスボス戦のBGMが再生される
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このミッションでは3つのエリアが存在する
1つのエリアは縦長の1本道で、ここを進んで連絡拠点まで到達するとエヒドナのいるエリアに行けるようになる
残りの1つは他のエリアから孤立しており、ここでは自軍本拠点を敵に奪われないよう防衛することになる
同エリアには戦車が2台配置されているため、攻勢に出るにはこちらも戦車やイムカを投入したいところだが、主力ユニットはエヒドナの攻略に回したいので、ここには必要最低限の戦力のみ配置する
というか、歩兵を拠点に置いたままフェイズを終了すると、敵の対戦車兵や戦車からの攻撃で撃破されてしまうので、拠点には歩兵を一切置かないことにする
このミッションの敵勢力には偵察兵が存在しないため、遠方から敵兵がやってきて拠点を奪われるということが起こりにくい
つまり、拠点から近い場所にいる敵を狙撃兵などで撃破しておけば、エネミーフェイズに敵歩兵が拠点に迫ってきても、AP不足で拠点までたどり着けずに行動が終了するのだ
なので下手に敵兵と銃弾を交わすよりも、被害を抑えるためにはあえて歩兵を置かない方が良いのだ
エヒドナのエリアに到達したら、こちらの戦車を連続で行動させて副砲を破壊する
4基ある副砲からの迎撃は歩兵だと厳しいが、戦車ならノーダメージなので安全に破壊できる
弾切れになったら支援兵で補給させるなどして、ここでは戦車無双を楽しむ
副砲を全て破壊出来たら、あとは対戦車兵をエヒドナの側面からのりこませて2つあるラジエーターを破壊すればミッションクリア
次はいよいよ最後(多分)の20章だ
現在開催中のイベントはアイドルサバイバルというもので、イベント限定お仕事を進めている時にランダムで出現するライバルを攻コストを消費して撃破するのが目的です
攻コストというのは通常他のプレイヤーにバトルを挑んでファン数を稼ぐ時に消費されるものなのですが、このイベント中に攻コストを消費すると、通常時のファンを稼げなくなってしまいます
なのでアイドルサバイバル開催中はどのプレイヤーもファン数の稼ぎが少なくなります
裏を返せば、この期間中なら通常時よりも少ないファン数で上位入賞が可能になります
そのためには開催中のイベントを棄権する必要がありますが…
それで今回のイベントなんですが、ランキング報酬が充実していないという理由から、目標とするポイントまで達成したウチの社員がイベントから撤退して通常通りファンを稼ぎはじめたのですが、それによりプロダクション部門の獲得ファン数ランキングが土曜日の時点でbランク全体で7位にランクインしていました
7位という順位でもいまだかつて到達したことのないほど上位で、このままの順位でいくとプロダクションとして初の銀賞に入賞できる事になります
しかし…もしここからさらに順位を上げ、5位以内にランクインした場合は、誰もが羨む金賞を受賞する事ができます
金賞なんて夢物語だ…普段ならそう考えて疑わなかったけど、なんだろう…金賞を狙える位置に立っているのは事実だった
金賞圏内に到達するにはあと5万人のファンを獲得する必要がある
それは私にとってはエナジードリンク120本分、リアルマネー換算で1万円分の資産を投入して獲得できる数だった
もちろんこれは私一人で頑張った場合の計算なので、メンバー35人が力を合わせれば個人の消耗はかなり減少します
しかし実際は、私が呼びかけたとしてもそれに応じてくれるのは全体の半分程度かそれ以下しかいないし、多くの社員は私よりも戦力的、資産的に下にいるため、そのような社員に開催中のイベントを放棄させてまでファン稼ぎを強要することはできない
第一、金賞を狙って戦ったとしても、ライバルプロに負けて入賞できなかった場合は大きな経済的損失を被ってしまう
それが一番怖いのだ
だから金賞が手の届くところにあっても、これが千載一遇のチャンスだったとしても、私の判断でこれを目指す事はできないのだ
私一人でそれだけのことができる力があったら勝手にやってたところだけど、この場合私以外の社員たちに協力してもらわないと絶対に達成できないので
しかし…どうやら私以外にも、プロダクションが金賞を狙える位置にいるのを気にしている社員がいるようだった
そこで私は社内の有力者たちに声をかけ、金賞を狙うかどうかを社内掲示板で審議する事にした
社内の最有力者は、個人ランキング上位を狙うために用意してあったエナドリを投入する事で、5~7万のファンを稼ぐことが可能だという
それが本当ならその人一人ででも金賞までの点差を埋められるだろう
しかし最大の不安は、現在5位にランクインしているのが、過去に何度もプロダクション部門で1位、すなわち優勝経験のある最強のプロダクションだという事だ
我々が金賞を狙うということは、このプロダクションのファン数を上回らなければならないのだ
今週はアイドルサバイバルに注力しているためか、1位に君臨することなく5位に甘んじている
集計期間終了まで残り30時間…この時の点差は5万人だったが、そのプロダクションは1週間に200万というとてつもない数のファンを稼ぐ力を持っている
もしそんなところとまともにファン争奪競争をしたら、いかにイベント中であろうと間違いなく負けてしまうだろう
勝つ方法はただ一つ
我々が金賞を狙っているということを相手に感づかれる事なく今の点差を維持し、集計終了直前で一気にファンを稼ぐことだ
ランキングやファンの反映・更新にはタイムラグが生じるので、相手が気づく間もないくらいに一気に稼ぎ、抜き去るのだ
でも実際にそんな事ができるのだろうか?
こちらが行動を起こす前に相手がアクセルを踏んでこれ以上点差をつけられたら、こちらが稼ぐまもなく勝ち目はなくなるし、仮に運よく出し抜けたとしても、相手がそれに気づいて一気に追い上げてきた場合、時間当たりの稼ぐスピードは向こうの方が上回っているので、総力戦の末結局負けてしまうという事にもなりかねない
それで全ての力を使い果たして金賞を逃し、再起不能に陥ってしまった場合は最悪だ
だからこの作戦は大きなリスクを伴う賭けであって、実行するにはどんな結果になっても後悔しない、強い心構えが必要だ
それはみんなもわかっているようだった
だがそれでも、金賞を狙えるのは今しかないと、やる気を見せるメンバーもいた
そこで私は決断を下した
金賞を捕りに行こうと
この戦いは特別なイベントではなく、毎週日常的に行われているランキングなので、全社員への参加の呼びかけはせず、あくまで余力のあるメンバーのみで狙うことにした
成功するという保証がないからだ
だから作戦に参加する社員はプロダクションのためでなく、あくまで自分のためにファンを稼ぐということで合意した
ある者は個人の上位入賞を狙うため、ある者はランクアップを目指すため
私は個人順位1000位以内で入賞できる銅賞のためにエナドリを使うことにする
もし金賞を逃したとしても、個人で銅賞に入賞できれば、使ったエナドリは無駄にはならないからだ
作戦は翌日の深夜23:20から決行
それまでは相手プロに感づかれないよう少しずつ点差を縮めていく事になった
最終日の日曜日
掲示板には書き込みをしなかった社員も何人かがイベントを一旦放棄してファンを稼いでくれていたようで、5位との点差はどんどん縮まった
しかし向こうも継続的にファンを稼いでいるため、17000点差付近からはこう着状態となった
でもこの点差なら十分逆転できるし、むしろこれ以上切迫して相手を刺激するのは危険だ
勝負は深夜23:00から、相手の出方を見つつ主力Pが一気に攻勢に出るのだ
私が稼ぐことの出来るファン数なんてたかが知れてるけど、プロダクションの代表として戦闘の指揮を執らなければ
…という大事な場面だったのに寝落ちしてしまって、私が目覚めた時は23:40だった!!
しまったあーー!俺はなんてバカなことを!一生の不覚!!
メンバーに申し訳ないと謝りつつ、すぐさまエナドリを投入して攻撃を開始する
私が投入する予定だったエナドリは8~10本と数はそれほど多くなかったので、残りの時間で全てを消費する事はできた
集計直前に反映される最後の結果では、我々のプロダクションは5位、警戒してた強敵は6位で、その差は約60000
相手はこちらの動きに反応して攻勢を強めている感じはしなかったし、これはもう金賞を期待するに足る状況だったと思う
結果の発表は12時間後、翌日の正午である
集計終了から約10分後の0:10に、最初の良い知らせが届いた
プロダクションの総獲得ファン数が10,000,000人を越え、aランク「世界的プロダクション」に昇格、トップページにその称号が掲げられたのだ!
今週はイベント中でファンの稼ぎが減るから、昇格は来週に持ち越しかな~と思ってたんですが、5位のプロダクションとの点差をつめているうちに最終日の昼過ぎに昇格条件の10,000,000を突破しまして、ついにaランクプロとなりました
aランクプロ…超大手を超えてついに世界へと進出したんですよ!
あ~~~ここまで来たんだな~~!
あとは朝の8時過ぎにトロフィーが届けられるのを待つばかり
正式な結果発表は正午なんだけど、ランクアップやトロフィーはその前に更新されるんです
そして朝、プロダクションのトップページを見るとそこにはbランク金賞の輝かしいトロフィーが!
嘘みたいだ、こんなの上位を独り占めしているような廃課金の集まっているプロダクションでしか見る事は叶わないというのに、それがこうして自分のプロダクションのページに飾られているとは
まぐれなんかじゃこの賞は取れない、今まで平凡な道のりを歩んでいるつもりだったのに…
いや、確かにこれまでもプロダクションは毎週のように銅賞を受賞していたし、メンバーの中にはイベント上位入賞者もいるし、フェスだって2回も総合優勝を果たすなど、はたから見れば十分すごい成績をおさめてきたのかもしれない
でも、私にはその自覚がなかった…プロダクションの成長の早さに私の感覚が追いつけなかったんだ
だが、今回こうして金賞を捕ってしまったことで、いよいよもって考えを改めなければならない
灰かぶり姫は本当に凄いプロダクションだ
そして私はこんな凄いプロダクションの一員であり、代表であるのだ
今後は他のプロダクションからも一目を置かれる大手となるだろう
私はそんな灰かぶり姫を誇りに思うと共に、少し重荷にも感じている
こんなに大きなプロダクション、私が背負うには重すぎるよ…(´・ω・`)
でも、プロダクションっていうのはみんなで背負っていくもんだし、もし何か問題が生じた時、私はこう言うよ
全ては社員がやったことです。ウチの社員がご迷惑をおかけしました、と(笑)
攻コストというのは通常他のプレイヤーにバトルを挑んでファン数を稼ぐ時に消費されるものなのですが、このイベント中に攻コストを消費すると、通常時のファンを稼げなくなってしまいます
なのでアイドルサバイバル開催中はどのプレイヤーもファン数の稼ぎが少なくなります
裏を返せば、この期間中なら通常時よりも少ないファン数で上位入賞が可能になります
そのためには開催中のイベントを棄権する必要がありますが…
それで今回のイベントなんですが、ランキング報酬が充実していないという理由から、目標とするポイントまで達成したウチの社員がイベントから撤退して通常通りファンを稼ぎはじめたのですが、それによりプロダクション部門の獲得ファン数ランキングが土曜日の時点でbランク全体で7位にランクインしていました
7位という順位でもいまだかつて到達したことのないほど上位で、このままの順位でいくとプロダクションとして初の銀賞に入賞できる事になります
しかし…もしここからさらに順位を上げ、5位以内にランクインした場合は、誰もが羨む金賞を受賞する事ができます
金賞なんて夢物語だ…普段ならそう考えて疑わなかったけど、なんだろう…金賞を狙える位置に立っているのは事実だった
金賞圏内に到達するにはあと5万人のファンを獲得する必要がある
それは私にとってはエナジードリンク120本分、リアルマネー換算で1万円分の資産を投入して獲得できる数だった
もちろんこれは私一人で頑張った場合の計算なので、メンバー35人が力を合わせれば個人の消耗はかなり減少します
しかし実際は、私が呼びかけたとしてもそれに応じてくれるのは全体の半分程度かそれ以下しかいないし、多くの社員は私よりも戦力的、資産的に下にいるため、そのような社員に開催中のイベントを放棄させてまでファン稼ぎを強要することはできない
第一、金賞を狙って戦ったとしても、ライバルプロに負けて入賞できなかった場合は大きな経済的損失を被ってしまう
それが一番怖いのだ
だから金賞が手の届くところにあっても、これが千載一遇のチャンスだったとしても、私の判断でこれを目指す事はできないのだ
私一人でそれだけのことができる力があったら勝手にやってたところだけど、この場合私以外の社員たちに協力してもらわないと絶対に達成できないので
しかし…どうやら私以外にも、プロダクションが金賞を狙える位置にいるのを気にしている社員がいるようだった
そこで私は社内の有力者たちに声をかけ、金賞を狙うかどうかを社内掲示板で審議する事にした
社内の最有力者は、個人ランキング上位を狙うために用意してあったエナドリを投入する事で、5~7万のファンを稼ぐことが可能だという
それが本当ならその人一人ででも金賞までの点差を埋められるだろう
しかし最大の不安は、現在5位にランクインしているのが、過去に何度もプロダクション部門で1位、すなわち優勝経験のある最強のプロダクションだという事だ
我々が金賞を狙うということは、このプロダクションのファン数を上回らなければならないのだ
今週はアイドルサバイバルに注力しているためか、1位に君臨することなく5位に甘んじている
集計期間終了まで残り30時間…この時の点差は5万人だったが、そのプロダクションは1週間に200万というとてつもない数のファンを稼ぐ力を持っている
もしそんなところとまともにファン争奪競争をしたら、いかにイベント中であろうと間違いなく負けてしまうだろう
勝つ方法はただ一つ
我々が金賞を狙っているということを相手に感づかれる事なく今の点差を維持し、集計終了直前で一気にファンを稼ぐことだ
ランキングやファンの反映・更新にはタイムラグが生じるので、相手が気づく間もないくらいに一気に稼ぎ、抜き去るのだ
でも実際にそんな事ができるのだろうか?
こちらが行動を起こす前に相手がアクセルを踏んでこれ以上点差をつけられたら、こちらが稼ぐまもなく勝ち目はなくなるし、仮に運よく出し抜けたとしても、相手がそれに気づいて一気に追い上げてきた場合、時間当たりの稼ぐスピードは向こうの方が上回っているので、総力戦の末結局負けてしまうという事にもなりかねない
それで全ての力を使い果たして金賞を逃し、再起不能に陥ってしまった場合は最悪だ
だからこの作戦は大きなリスクを伴う賭けであって、実行するにはどんな結果になっても後悔しない、強い心構えが必要だ
それはみんなもわかっているようだった
だがそれでも、金賞を狙えるのは今しかないと、やる気を見せるメンバーもいた
そこで私は決断を下した
金賞を捕りに行こうと
この戦いは特別なイベントではなく、毎週日常的に行われているランキングなので、全社員への参加の呼びかけはせず、あくまで余力のあるメンバーのみで狙うことにした
成功するという保証がないからだ
だから作戦に参加する社員はプロダクションのためでなく、あくまで自分のためにファンを稼ぐということで合意した
ある者は個人の上位入賞を狙うため、ある者はランクアップを目指すため
私は個人順位1000位以内で入賞できる銅賞のためにエナドリを使うことにする
もし金賞を逃したとしても、個人で銅賞に入賞できれば、使ったエナドリは無駄にはならないからだ
作戦は翌日の深夜23:20から決行
それまでは相手プロに感づかれないよう少しずつ点差を縮めていく事になった
最終日の日曜日
掲示板には書き込みをしなかった社員も何人かがイベントを一旦放棄してファンを稼いでくれていたようで、5位との点差はどんどん縮まった
しかし向こうも継続的にファンを稼いでいるため、17000点差付近からはこう着状態となった
でもこの点差なら十分逆転できるし、むしろこれ以上切迫して相手を刺激するのは危険だ
勝負は深夜23:00から、相手の出方を見つつ主力Pが一気に攻勢に出るのだ
私が稼ぐことの出来るファン数なんてたかが知れてるけど、プロダクションの代表として戦闘の指揮を執らなければ
…という大事な場面だったのに寝落ちしてしまって、私が目覚めた時は23:40だった!!
しまったあーー!俺はなんてバカなことを!一生の不覚!!
メンバーに申し訳ないと謝りつつ、すぐさまエナドリを投入して攻撃を開始する
私が投入する予定だったエナドリは8~10本と数はそれほど多くなかったので、残りの時間で全てを消費する事はできた
集計直前に反映される最後の結果では、我々のプロダクションは5位、警戒してた強敵は6位で、その差は約60000
相手はこちらの動きに反応して攻勢を強めている感じはしなかったし、これはもう金賞を期待するに足る状況だったと思う
結果の発表は12時間後、翌日の正午である
集計終了から約10分後の0:10に、最初の良い知らせが届いた
プロダクションの総獲得ファン数が10,000,000人を越え、aランク「世界的プロダクション」に昇格、トップページにその称号が掲げられたのだ!
今週はイベント中でファンの稼ぎが減るから、昇格は来週に持ち越しかな~と思ってたんですが、5位のプロダクションとの点差をつめているうちに最終日の昼過ぎに昇格条件の10,000,000を突破しまして、ついにaランクプロとなりました
aランクプロ…超大手を超えてついに世界へと進出したんですよ!
あ~~~ここまで来たんだな~~!
あとは朝の8時過ぎにトロフィーが届けられるのを待つばかり
正式な結果発表は正午なんだけど、ランクアップやトロフィーはその前に更新されるんです
そして朝、プロダクションのトップページを見るとそこにはbランク金賞の輝かしいトロフィーが!
嘘みたいだ、こんなの上位を独り占めしているような廃課金の集まっているプロダクションでしか見る事は叶わないというのに、それがこうして自分のプロダクションのページに飾られているとは
まぐれなんかじゃこの賞は取れない、今まで平凡な道のりを歩んでいるつもりだったのに…
いや、確かにこれまでもプロダクションは毎週のように銅賞を受賞していたし、メンバーの中にはイベント上位入賞者もいるし、フェスだって2回も総合優勝を果たすなど、はたから見れば十分すごい成績をおさめてきたのかもしれない
でも、私にはその自覚がなかった…プロダクションの成長の早さに私の感覚が追いつけなかったんだ
だが、今回こうして金賞を捕ってしまったことで、いよいよもって考えを改めなければならない
灰かぶり姫は本当に凄いプロダクションだ
そして私はこんな凄いプロダクションの一員であり、代表であるのだ
今後は他のプロダクションからも一目を置かれる大手となるだろう
私はそんな灰かぶり姫を誇りに思うと共に、少し重荷にも感じている
こんなに大きなプロダクション、私が背負うには重すぎるよ…(´・ω・`)
でも、プロダクションっていうのはみんなで背負っていくもんだし、もし何か問題が生じた時、私はこう言うよ
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