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第10章に入るとすぐに、アーキュリス全域でイベントが発生
ルルアが決断をする前に仲間達から話を聞いて回るというRPGではよくある展開だと思ってスティアに話しかける前にアトリエの外に出ようとしたところ、スティアに呼び止められて外に出られず
仕方ないのでスティアにルルアの選択を伝えることに
表示される選択肢は「アーキュリスを取る」か、「第三の道を探す」
アーキュリスとスティアのどっちを取るかって話だったのに、スティアを取るっていう選択肢はないんだな
そりゃそうか、普通に考えたらスティア一人の命よりアーキュリスの住民全員の命の方が重いもんな
でも物語によっては一番大切な人を守るために世界を犠牲にする道を選ぶ主人公もいるよね(「天気の子」とか)
主人公に感情移入できるならそっちの方が美しい終わり方になることもあるけど、そのせいで世界が滅んじゃったら本当にそれで良かったのかって賛否両論になっちゃいそう
まあ今回はアーキュリスを見捨てることはできないということで、スティアとお別れする選択を取らざるを得なかったってことですね
で、ここの選択で間違いなくルート分岐すると思ったので一旦セーブし、最初は希望がなさそうな「アーキュリスを取る」を選択
結果、物語はここで終わり、システムデータはセーブされたもののトロフィーは得られずクリアデータもセーブできず、誰がどう見てもバッドエンディングでした
見方を変えればマァナがバッドエンドにおける事実上のラスボスだったとも言えますね
こうやってアルケミリドルは「失敗したルルア」によって何度も何度も作られ、そのたびに新しい知識と経験が蓄積されて、その全てを過去の自分に送っていたのでしょう
もちろん、「一つ前のルルア」が「この世界のルルア」と同じ道を辿ったとは思えず、それ以前に数えきれないほどのルルアがたくさんの経験と失敗をしてきたことで、アルケミリドルはあらゆる場面で発動するように磨かれていったのでしょう
私が想像するに、「原初のルルア」はそもそもスティアに会うことすらできず、フェルスガラクセン崩壊の可能性に気づけずにアーキュリスが壊滅してしまったことが、アルケミリドルの「オリジナル」が作られるきっかけになり、そこから少しずつ過去のルルアを導いて、スティアと出会わせ、スティアの風邪を治す方法を伝え、少しでも早く錬金術の腕を上げられるよう仕向けたんでしょう
それこそ途方もない回数の失敗を繰り返したに違いありません
スティアと出会うのが遅すぎて崩壊に間に合わなかったり、マキナ風邪を治す方法が分からずスティアが爆発したり、領域に入る方法が分からず時間切れになるという過去もあったはずです
ありとあらゆる問題が想定できるから、それら全てに対応できるように作り込まれてるとしたら、本編では発現することのなかったページも無数にあるはずなんです
それを考えると気が遠くなる悲しい話ですね
リドルが作られた数だけ悲しみを背負ってるということなのだから…
それにしてもですよ、以前私が考えた「アルケミリドルは未来のルルアが過去の自分に干渉し、過去を変えるために生み出した」という「妄想」、ずばり当たってましたねw
あの時はこういう話だったらなーとかそんな程度に考えてたんですが・・・その時の過去ログはこちらです↓
ルルアのアトリエ 1年目2月5日
ともかく、このバッドEDでイベントスチルが1枚解放され、それはシステムデータに反映されたので、スチルを埋めるためにはこのルートを一度は見ておく必要がありました
気を取り直してデータをロードし、今度は「第三の道を探す」ルートへ
(なんかFEifの運命の分岐点みたい)
するとスティアを犠牲にするルートと違い、今度はリドルに文章が出現
しかしそれは発想のアイデアなどではなく、未来を変えてほしいという「バッドエンドの」ルルアの切実な願いだった
つまり、ここから先はアルケミリドルを作ったルルアでは「たどり着けなかった未来」なので、リドルに頼らず自分の力で新たな道を模索することになります
ところでスティアと話をする前に発生していた大量のイベントですが、ルートを選択すると全て消滅してしまいました
いずれ復活するのかとも思いましたが、これって普通にバグだったのでは?
ゲーム中キャラクターのセリフ(特にピアニャ)がストーリーと関係のないものになってたりと、今作は結構バグが残ってる感じがします
装置と一体化したスティアを救うため、巨大な人型の機械と戦うことに
マシーナオブゴッドが仮初めのラスボスなら、こちらはトゥルーエンドに至るための真のラスボスといったところか
LVやステータスはマァナやヴィントシュトーネとは比較にならないほど高く、その攻撃力も驚異的
全体に即死級の大ダメージに加え封印状態を与えてきたり、本当に即死効果のある攻撃で即死させてきたりと、マァナ戦がおままごとだったと思えるくらい厳しい戦いになりました
ボスの一撃が容赦ないのでスロウや各種デバフを入れてこちらの手数を増やすことで戦線は維持できましたが、状態異常を回復できるアイテムが一つしかなかったので、攻撃アイテム以上に回復アイテムの準備不足を痛感しました
あと、ボスが毎ターン使用してくるマナチャージは重ね掛けされるとどんどん火力が上がっていきますが、アイテムを使って強化を打ち消せることにもう少し早く気付ければ良かったです
なんにせよラスボスは強ければ強いほど盛り上がる(無理のない範囲ならw)ので、これくらいやってくれればこちらとしても充実感と倒した時の達成感が得られますね
現在最終章が開始したところで、プレイ時間は48時間20分です
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