「天気の子」を鑑賞 [ネタバレ注意]

注意！
本記事には最新映画「天気の子」に関するネタバレがあります
すでに鑑賞済みの方、これから鑑賞予定の方、鑑賞するつもりがない方に関わらず、閲覧の際は自己責任でお願いします

以前から気になっていた映画、天気の子を本日鑑賞してきました
ツイッターとかで感想つぶやいて済ませようとも思ったけど、言葉を選ぶのが苦手なこともあり、とりあえず思ったこと感じたことを書き出していくことにしました

・・・って、↑これ3年前の「君の名は」の時もおんなじこと書いてるじゃねーかwマジかよw
(過去ログ：君の名は)


まず一番伝えておきたいのが、アニメとは思えない圧倒的な映像美と、それと同調する音楽の素晴らしさ！
全編通して描かれる雨と水の描写が美しすぎて1秒たりとも目を離せず、その世界観にグイっと引き込まれてしまいました
これまで見たアニメ作品の中でも最高に美麗な映像で、映画館で最初から最後までこれほどスクリーンに目を奪われたのは初めてかもしれません

それは、単に映像が美しいからではなく、私たちにとって非常に身近な「天気」を題材にし、現実に起こりうる、存在している風景が目の前に広がっているからかもしれません
前作の「君の名は」は、精神が入れ替わったり時間を超えたり流星が落ちてきたりあの世？に行ったりと、日常のようだけどファンタジーのような非日常があったから、それはそれで「私たちの世界」とはどこか違う世界が舞台なんだっていう感じでした
でも今作はそれよりももっと現実の世界に近いような出来事に感じられるから、それで物語に引き込まれたのだと思います


今作の物語を一行にまとめるなら、「一人の少女と世界、どちらを取りどちらを犠牲にするか」ということでした
こう書くと王道RPGとか小説みたいな感じがしますね

事件のあった日から3年後の世界も語られたけど、陽菜を助けたことで東京が水没するって、終わり方として果たしてこれでよかったのだろうか？バッドエンドなんじゃないのか？
色々な意見が飛び交うと思います
雨がやんで、その上で陽菜と再会するトゥルーエンドがあってもよかったんじゃないかと思ってしまいますが、そこには監督のどんなメッセージが込められているのか…そこは私がコメントするところではないですねw


作中で最も驚いたのが、「君の名は」の登場人物が出演していたことです！
私が分かったのは三葉なんですけど、胸元のネームプレートに「Miyamizu」と書かれているのが一瞬映ったので、これは多くの人が気づけたんじゃないかと思います
知っている作品からサプライズで登場するパターン大好きなんですよ私！
それに気づいた後はしばらく興奮してました！

しかし他にも、瀧や四葉も登場していたことが最後のスタッフロールで判明
キャストがあるってことは絶対どこかでセリフがあったってことだよね？
でも気付かなかった！それが悔しい！
別に君の名はの円盤持ってるわけじゃないからそこまで詳しいわけではなく、多分ファンならすぐに気づけただろうと思います
他にも私が気づいてない隠されたネタがたくさんあるだろうから、まとめサイトか何かでネタばらししたらもう1回観て答え合わせしなくては！(映画館で観ることはもうないと思いますが)

この事実から読み解けるのは、前作と今作は同じ世界が舞台になっているということ
つまり、今作は「君の名は」の続編でもあると言えるのだ
前作からすぐあとなのか、何年か後なのかまではわからないけど


それにしても今回も微エロ要素(水商売、ホテルでベッドインetc)があったから、また薄い本とか出るんだろうな…
君の名はの時も東方の薄い本で有名な作家さんが三葉本出してるからな…
世界的な大作アニメをそういう目で見てしまうのは、やっぱり私の心が腐ってるんだろうな、自覚はしてます